Update:2019/11/11

警鐘!!ホームページでフラッシュをお使いの歯科医院のあなたへ

あなたのホームページが台無しです。

 

フラッシュ(Adobe Flash)のサポートが終了(2020/12)します。

 

これまでも様々な脆弱性が見つかりバージョンアップしてきましたが、それが出来なくなります。

 

互換性のないプラグインを使用しています」となりモバイルフレンドリーテストでは

  エラーになります。

 

でも、問題そこダケじゃあないんです

 

   あなたのホームページが、Flashを使っているせいで台無しになっているんです。

 

   ご自分のホームページがどの様になっているかご存知ですか?

 ご自分のホームページスマホでご覧になっていますか?

内容

あなたのホームページが台無しです。... 1

問題は... 2

あなたのホームページはフラッシュが使われています。... 3

いかがです?... 3

Googleのモバイルフレンドリーテストでもエラー警告しています。... 3

Flashは互換性の問題だけでなく汎用性もありません... 4

そして、ついにAdobe社がFlashサポートの終了を発表しました... 4

今すぐFlashの使用はやめるのが賢明... 5

AdobeFlashを手放すと決めている。... 5

せめて常に最新版へのアップデートを行う... 6

Adobe Flash Playerの脆弱性対応:最新バージョンにアップデート... 6

AdobeFlashPlayerにおける境界外読み取りの脆弱性 2019/06/11 JVN(脆弱性対策データベース)

 

ご自分のホームページスマホでご覧になっていますか?

 

... 6

あなたのホームページだけではないですが... 6

あなたのホームページがご心配ならお問い合わせください... 9

 

 

問題は

 

 ☑ iPhoneからのアクセスでは、Flash画像が間抜けなブランク表示になります。

 

 ☑ Flashフラグインを入れていないブラウザでアクセスすると

 「選択してAdobe Flashを有効にします」という(よくわからないメッセージと)

  画像がFlash表示になります。

 

 ☑ 普通、利用者はFlashフラグインなどインストールしません面倒だからです。

 

 ☑ 危険性を知っている利用者もいます。この人たちは絶対インストールしません

 

 ☑ 結果、Flash画像を使っているあなたのホームページは台無しです。

 

 

Flashのインストールをうながすメッセージ
Flashのインストールをうながすメッセージ

 

利用者に、Flashフラグインのインストールをうながすことも問題となります。

 

 

あなたのホームページはフラッシュが使われています。

 

Firefoxブラウザ(モジラ・Mozilla)では、この様に表示されています

Firefox
Flash未搭載 Firefoxでは、この様に表示

 

Edgeブラウザ(マイクロソフト・Microsoft)では、この様に表示されています。

Flash Edgeでは、この様に表示
Flash Edgeでは、この様に表示

 

 

Chromeブラウザ(グーグル・Google)では、この様に表示されています。

Flash Chromeでは、この様に表示
Flash Chromeでは、この様に表示

 

 

いかがです?

 

 ☑ 大事な画像が表示されていません。

 

 ☑ あなたが伝えたいホームページが台無しではありませんか?

 

 ☑ かろうじて、あなたの医院名や、メニュー(グローバル ナビ)は見えますが、

 

 もはや、何のためのホームページかわかりません

 

 

Googleのモバイルフレンドリーテストでもエラー警告しています。

モバイルフレンドリーテストの結果の一部
モバイルフレンドリーテストの結果の一部

 

互換性のないプラグインを使用しています

 エラーはこれだけではないです(4つあります)が、

これは、特定のベンダ(Adobe)の技術に依存するものですのでWebの世界ではよくありません。

 

 

Flashは互換性の問題だけでなく汎用性もありません

 

 ☑ Googleだけじゃなく、

  あのスティーブ・ジョブスも反対しアップルの製品すべてでFlashを採用していません

 

 ☑ iPhoneは、発売当初から(今でも)Flash画像は表示できません

 

  (モバイルフレンドリーテストの画像とほぼ同じ表示)

 

  あなたのFlash画像が役に立たないのです。

 

 ☑ 利害関係だけでなく、技術的な問題(汎用的なHTML5※1の進歩)と、脆弱性の頻発

 

そして、ついにAdobe社がFlashサポートの終了を発表しました

 

Adobe Flashの有効期限が間近に迫っています。

 

 この不安定なウェブプラグイン、2020年にはサポートを終了するとAdobeが公式に発表(※英文)しています。

 

 ☑ サポート終了ということは、以降の脆弱性対策機能改善やらないということなのです。

 

 脆弱性が発見されても対応するバージョンのリリースは行われないということです。

 

 かつては、世界有数のブラウザのプラグインだったFlash Player

YouTube動画プレイヤーもFlashで動いていた時期がありました。

 

後に、セキュリティ面で大きな問題が発覚

 

侵入が極めて容易であることがわかると、Flashはセキュリティ侵害の入口として有名になり、

 

 このセキュリティホール(脆弱性)のおかげで、

うっとうしい広告バックドアでのマルウェアのインストールデータ収集などが横行するようになったのです。

 

今すぐFlashの使用はやめるのが賢明

AdobeはFlashを手放すと決めている。

 

オンライン上に居残るFlashコンテンツを再生する危険度は確実に増すでしょう。

 

Flashを手放す(サポートをやめる)ことは、利用者にとって脅威です。

サポートしなくなるということは、OS自体の動作保証もしなくなる、ということですから、

OS側のアップデートなどによっても動作しなくなる、というリスクが生じます。

 

Flashは、セキュリティ上の悪夢になる。

 

今すぐFlashの使用は、やめるのが賢明といえるでしょう。

 

せめて常に最新版へのアップデートを行う

 

 ☑ 今すぐやめないなら、せめて利用者は、常に最新版へのアップデートを行うこと

 

 ☑ あなたは、早急にホームページの改修準備にかかること

 

 

Adobe Flash Playerの脆弱性対応:最新バージョンにアップデート

 

Adobe Flash Player の脆弱性対策について(APSB19-30)(CVE-2019-7845) 2019/06/12 IPA

 

AdobeFlashPlayerにおける境界外読み取りの脆弱性 2019/06/11 JVN(脆弱性対策データベース)

 

Adobe Flash Player の脆弱性対策について(APSB19-26)(CVE-2019-7837) 2019/05/15 IPA

 

Adobe Flash Player の脆弱性 (APSB19-19) に関する注意喚起 2019/04/10 JPCERT CC

 

Adobe Flash Playerに新たな脆弱性、攻撃発生でIPAらが注意を呼びかけ 2018/12/07

 

アドビ、「Flash Player」の新たなゼロデイ脆弱性に対処する緊急パッチを公開 ZD Net Japan

 

Adobe Flash Player の脆弱性対策について(APSB18-44)(CVE-2018-15981) 2018/11/21 IPA

 

最新バージョンのソフトウェアのチェックが無償で行えますMyJVNバージョンチェッカ JVN(脆弱性対策データベース)

 

 

 ☑ 当然、Flash画像を採用しているホームページは攻撃の対象となっていますから、

 

 ますます危険性(改ざん乗っ取り踏み台にされる)が高まるわけです。

 

 

あなたのホームページだけではないですが

 

特に歯科のホームページにFlash画像を採用したものが多いです。

 

以下は、ほんの一部ですが、中には大きなFlash画像を採用しているため、1ページ目の表示のほとんどを占有してなんのページか分からないものもあります。

 

もう何のためのホームページか分かりません

このページは、もう何のためのホームページか分かりません。

 

メニューが表示されていますが、でも台無しです。

このページは、医院名とメニューが表示されていますが、でも台無しです。

 

Flash だいなし

これも!!!

 

台無しです。

医院名はありますが、、、

 

Flash画像が表示されない

これは上段にFlash画像

 

Flash画像

これも上段にFlash画像

 

左カラムにFlash画像があるタイプ

これは、左カラムにFlash画像があるタイプ

 

これ以外にもAdbeに買収される前のshockwave-flashマクロメディア社)の技術を継承して作られてた拡張子.swf:編集できないFlashのファイル(Flashの技術を使って作ったファイル)のものもあります。

 

これはAdbeが一足早く2019/04/09に提供を終了しています。

 

 ※1.  HTML5は、多くの開発者にとって使いやすく、Flashよりもパワフルかつ安全だったため、人気サイトの圧倒的多数がHTML5に移行し、Flashは、存在感も必要性も薄れました。

インターネットの一部(HTML5への移行を怠っているレガシーなサイト)はまだFlashで動いています。

 

でも、Flashは、脆弱性の多発・標準でインストールされていないのですから、わざわざFlashを有効にする必要性は極めて低いし、リスクを冒す必要もないと考えます。

 

 Hyper Text Markup Language version5 出典:Wikipedia

 2008以降に発表されたウェブブラウザの多くはHTML5に段階的に対応している。Google Chrome3.0以降、Safari3.1以降、Firefox3.5以降、Opera10.5Internet Explorer9など

 

2019年8月21日現在の各ブラウザのバージョン

 

 Chrome 76.0.3809.100(2019/8/6)

  ☑ Google Chrome 76では、重要な変更がありました。

  「Adobe Flash Player」がデフォルトで無効化されたのです。

 

 Safari 12.1.2(2019/7/22 macOS)

 

 Firefox 68.0.2 (68.0.1 2019/7/18)

 

 Edge 42.17134.1.0(44.17763.1.0 2018/7/28)

 

 Internet Explorer 11(2013/10/17)

 

 

驚き!自分のホームページを見たことがない!

自分のホームページは作った時に見ただけ!!!

 

 ビックリですが、以外なのはこのパターンが案外多いいんです。

折角お金をかけて作ったのに、作ったきりとか、あまり見ない人が多いんです。

 

 あなたのホームページをスマホで開いて確認してみてください。

せめて見やすいか?使いやすいか?の確認を!!!、

 

あなたが、あなたのホームページで確認することが大切です。

 

 Flash画像が表示されない。だけじゃなく、

技術の進歩だけじゃなくGoogleの色々の施策スマホの登場などで、

 インターネットの世界・ホームページの世界も・かなり変わってきています

 

 スマホ対応スマホ最適化)されていなかったら、

今の時代、ホームページを持っていないのと同じです。

 

 なぜなら、

スマホであなたのページに訪問した

あなたのお客様になってくれるかも知れない人たちは、

見にくい」・「使い辛い」・「分かりにくい」で、直ぐに離脱してしまいますから。

 

 利用されないホームページとなり、

結果ホームページがないのと同じになってしまいますから。

 

あなたのホームページがご心配ならお問い合わせください

「お問い合わせ」はここをクリックしてください。

 

2019/11/11追記

 

かつてMicrosoftは「1つの時代の終わり」と題して、ウェブブラウザでのFlashのサポート終了を発表しました。(2017/07/25)
Chrome(バージョン 76 以降)、MicrosoftEdgeFireFox69 では、Flashがデフォルトで無効になっています。

そして、Google検索のインデックス登録でも、Flashが除外されることとなりました。

Flashは、動きがなく平板な印象だったウェブページに、リッチなアニメーション、メディア、アクションをもたらしました。
豊かな表現が可能なテクノロジーであったため、多くのクリエイターが刺激を受け、ウェブ上で新しいコンテンツを生み出してきました。
Flashはあらゆるサイトで利用されてきたとも言えます。
Flashコンテンツを再生するFlashランタイムは、2013 年の後半だけで 5 億回インストールされました。

今度はFlashが舞台を降りる番になりました。
(Adobe Systemsは、2020年末に「Flash」の提供を終了し、同ソフトウェアのアップデートと配布を停止すると発表)

Google検索では、今年中にFlashのサポートを終了する予定です。
ウェブページにFlashコンテンツが含まれている場合、Google検索ではFlashコンテンツが無視されることになります。
単独のSWFファイル(Adobe Flashなどで作成されたベクターアニメーションなどが格納された再生用ファイルの形式。)は、
Google検索でインデックス登録されなくなります。ただし、ほとんどの場合、この変更はユーザーにもウェブサイトにも影響しないはずです。

Flashはウェブの発展に大きく貢献しました。その遺産はHTML5などのウェブ規格が引き継いでいくことでしょう。

Googleウェブマスター向け公式ブログ「 さようなら、Flash2019年10月28日」より引用